コスタリカにおける開発事業 ~1991

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1970年代当時、カーネーションは世界的にウイルスによる汚染が著しく、苗や切花の出荷にあたってウイルス・フリー苗(無菌苗)が要求されていましたが、中南米においては、まだこの苗が作られていませんでした。当協会は、1978年から91年まで、中米コスタリカ共和国の首都サンホセ州サンタアナ市に花卉園芸センターとして農場を建設し、カーネーションのウイルス・フリー苗の培養と切花栽培、さらに事業地域での適性品種を選定することを目標として活動してまいりました。

また、その技術を周辺農民に普及し、コスタリカ共和国の花卉栽培技術の発展・向上と花卉産業の振興に寄与することを本開発事業の目的としました。


■ 事業の目的

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1.
中米コスタリカ共和国の首都サンホセ州サンタアナ市に花卉園芸センターとして農場を建設し、カーネーションのウイルス・フリー苗(無菌苗)の培養と切花栽培、さらに事業地域での適性品種を選定すること。
2.
ウイルス・フリー苗育苗技術ならびに切花栽培の確立と同時に、その技術を周辺農民に普及し、コスタリカ共和国の花卉栽培技術の発展・向上と花卉産業の振興に寄与すること。

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■事業の概要


■ サンタアナ第1農場

 1978年、現地法人レイタク・コスタリカ株式会社を設立し、翌年、サンホセ州サンタアナ市コンセプションに約3.3haの農場を建設し、次の事業を行いました。
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1.
中米コスタリカ共和国の首都サンホセ州サンタアナ市に花卉園芸センターとして農場を建設し、カーネーションのウイルス・フリー苗(無菌苗)の培養と切花栽培、さらに事業地域での適性品種を選定すること。
2.
カーネーションの新品種をアメリカ、ヨーロッパから導入。土壌試験、肥料試験、病害虫試験、温度、湿度などの適性品種を選定。
3.
1、2を通じて現地に適合するウイルス・フリー苗育苗技術ならびに切花栽培技術の確立を図る。
4.
これらの技術を周辺農民に普及し、コスタリカの花卉栽培技術の発展・向上と、花卉産業の振興に寄与する。
5.
企業としての事業運営を図るとともに、コスタリカの花卉栽培の発展・向上と花卉産業の振興に寄与することを目的としたガーデンセンターの開園。

■ アラフェラ第3農場

 1982年、湿地帯で花卉栽培に適さなかったエレディア州オルケタ地区サラピキ第2農場を売却、アラフェラ市ロブレ地区に第3農場を建設。事業計画の一部変更を国際協力事業団へ申請し、次の事業を行いました。
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1.
コスタリカ原産の観葉植物の生産。
2.
アメリカ、オランダ、ドイツ、イタリアへの葉物輸出事業。
3.
日本へのドラセナ(幸福の木)コンテナ輸出事業。