財団設立の経過
 ラオス援助
 コスタリカ援助
 ネパール援助
 タイ援助
 
   
   
   
   
   




 

■ 第1期プロジェクト
 OTTC(Oriental Treatment cum Training Centre・東洋医学専門学校)の設立
 

 OTTCは、ネパール人生徒に東洋医学の鍼灸、マッサージの技術と、西洋医学の基礎知識、日本語などの語学など、さまざまな知識を教える学校です。また、併設の治療院での実習や、近郊の農村などへの巡回治療奉仕、治療に使うもぐさづくりなど、経験を積むための実践の場も豊富にあり、ここに通う生徒たちは3年間のカリキュラムのなかで、さまざまなことを学びながら、自分たちの将来のための基礎づくりをしていきます。

 OTTCの活動と、東洋医学の効果は、ネパール国内でも大変な反響を得ており、ネパール政府要人をはじめ、さまざまな方がこの活動にご賛同いただいています。また、1997年7月、ネパール赤十字カトマンズ支部に運営を移行、ネパール人による自主独立をはたし、現在まで数多くの優秀な卒業生をネパール国内に送り出しています。

 

 

 

■ 第2期プロジェクト
 AMAヘルスキャンプの実施
 

ティテパティよもぎの会は1997年、ネパール社会福祉省に登録され、国際ボランティア団体(INGO)として認可されました。そしてOTTC卒業生とともに無医村への無料巡回治療を、これまで約40回以上実施し、4万人以上の患者を治療しています。治療を受けた村と患者の多くから感謝され、再度の巡回治療実施の要望が数多く寄せられています。

 朝まだ早いうちにカトマンズの事務所を出発し、巡回治療に行く先々では、現地ボランティアや地元住民が準備を行い、ヘルスキャンプ・スタッフが到着するころにはすでに村人が集まり、治療を待っています。患者さんの症状は多様なため、多岐にわたる鍼灸の知識が必要となります。そこで、現地鍼灸師に具体的な症例を示しながら実地研修を行い、フォローアップ教育をしています。また、ヘルスキャンプを行うにあたっては実施地区のボランティアと何度もミーティングを開き、アシスタントとして活動するボランティアに“もぐさ”についての講義やお灸のトレーニングも行っています。

 

 

 

■ 第3期プロジェクト
 もぐさの製造・よもぎ製品の開発
 

 治療の灸に使用するもぐさの100パーセントは、現在ネパールに自生するもぐさで、ネパール人によって作られたものを使っています。ネパールでは雑草として扱われていたよもぎを、医療品・医薬品として認識されるまでに高めることができました。ティテパティよもぎの会では、ネパールに自生するよもぎを使用したさまざまな製品の開発も行っています。

 今後は中国、日本に次ぐ世界第3番目のもぐさ生産国にするべく、ネパール人に対するもぐさ製造技術の指導と鍼灸師育成に尽力していきたいと考え、現在、もぐさ工場兼クリニックの建設を検討しています。また、主だった産業の少ないネパールで、障害を持った人々や女性にも雇用の機会を与えることができないかとも考え、もぐさを使用した簡単な治療法のトレーニングを行ったり、出来上がったもぐさを日本に輸出することも計画しています。