平成15年度ネパール・スタディツアーの記録

スタディツアー参加者6名と畑美奈栄先生及び吉田幸晴さん

(左上から) 横溝奈々さん、岡戸絵美さん、加藤智美さん、清水由佳さん、吉田幸晴さん(JICA技術者派遣制度によりネパールに滞在中)
(左下から) 近藤康春さん、畑美奈栄さん(NGOよもぎの会代表)、平地治美さん   

  スタディツアー参加者と地元のボランティアを対象に、ヘルスキャンプが行われるDanchhi Bhadrabas(カトマンズ市内から北東へ約25Km、車で約40分)で、ヘルスキャンプの事前研修が行われました。よもぎの会のスタッフによる説明 がなされた後、お灸のすえ方の練習をしました。
 
ヘルスキャンプ場
 
ヘルスキャンプの説明をするよもぎの会のスタッフ
 
地元のボランティアにお灸のすえ方を教える
     
 
お灸の練習を皆で
   
     

 午前7時~11時、ヘルスキャンプは行われました。スタッフはよもぎの会のスタッフ約13名、地元のボランティア約30名、スタディツアー参加者6名です。患者数は6日間で400名ぐらいきましたが、いつもと比べるととても少なかったようです。
 大勢の 患者や片言の言葉、治療道具の違いなど、大変なこともたくさんありましたが、参加者の方々は日本ではできない貴重な体験をたくさんしたようです。キャンプ 最終日には「ずっと動かなかった手が動くようになりました。ありがとうございます」などと言ってくれる女性もいて、皆それぞれ感慨深いものがあったのでは ないでしょうか。

   
 
 
全体の様子
 
腰痛の患者を治療する畑先生
 
手首を治療する清水先生

   
 
 
熱い鍼を使って治療する平地先生
 
コミュニケーションが大変
 
指導を受ける横溝さん

   
 
 
血圧を計る近藤先生
 
マッサージをしてます
 
笑顔で挨拶する加藤さん
         
 
 
鼻炎の患者を診る
 
腰痛などの関節痛が多い
 
とっても気持ち良さそう
         
 
 
ボランティアの皆と英語とネパール語で会話
 
キャンプ最終日、白衣やタオルの洗濯を手伝う
 
スタッフ全員で
   

  午後にChalanakhel(カトマンズ市の西南約15km)に現在建設途中のもぐさ工場と、そこから車で10分くらいの場所にあるよもぎ倉庫の見学に行ってきました。
よもぎの会の次のプロジェクトの拠点となるもぐさ工場は、工場及びクリニックなどに利用される予定で、今年の4月に完成するそうです。
よもぎ倉庫は民家の部屋を間借りしており、約2500Kgの乾燥よもぎが保管されていました。また、もぐさを作る石臼なども置いてありました。
   
 
 
1階部分の骨組みが出来てました
 
工場からの景色は、とても素晴らしかったです
 
説明を受ける皆さん
   
 
 
よもぎ倉庫の見学
 

よもぎが沢山保管されてました

 
ダクシンカリにあるカーリー寺院
   
 
 
火・土曜日には沢山の動物が生贄に
 

地面には血の痕跡が

  山の上にあるハッティバンレストランで軽食
   
   
カトマンズ市内が一望できる
   
   

 12日のお昼、よもぎの会オフィスの屋上で懇親会を催していただきました。料理はほぼ畑先生の手作りで、とてもおいしく、皆感激している様子でした。
   
 
 
料理はとってもおいしかったです
 

よもぎの会のことや畑先生のことなどのお話を伺う

 
   

  14日の午後、もぐさ製造過程で重要な器具の一つの「長とおし」「とうみ」の製作現場を見学させていいただいたたきました。「長とおし」と「とうみ」に よって、直接灸用の高級もぐさがネパールでもできるようになるほか、日本では少なくなってしまった「長とおし」「とうみ」の製作技術もネパールから発信で きるようになるそうです。また、参加者全員で竹の廃材を利用して「竹灸(竹の筒にもぐさを入れてお灸をする)」を作りました。
   
 
 
製作現場の見学
 

お手伝いをする加藤さん

 
竹灸を作る
   
   
やすりで肌触りを良くする
       
     

 14日の14時40分から約2時間、JICA医療調整員中前佐知子氏による、ネパールで生活する日本人ための健康管理の講話を拝聴しました。予防接種や食事の取り方、医療機関などについて詳しい説明がなされ、皆興味深く聞いていました。
   
 
 
ネパールに住んでいる日本人の方も多くこられました
 

皆で意見交換会

 
近藤先生の誕生日だったので、皆でケーキを食べました。
   

 養護学校(JKK)で週3回行われている、身体障害者の子供達のリハビリテーションの見学に行き、マッサージや鍼治療のお手伝いなどをさせていただきました。この事業は日本国際ボランティア貯金の支援により運営されており、よもぎの会も1・2週間に一度、3~6人のスタッフとともにリハビリの指導を行っている そうです。現在8人の子供達がトレーニングを受けており、垂頭症の8歳の女の子が歩けるようになるなど、とても良い成果が出ているみたいです。
   
 
 
脚の筋肉の教化
 

よもぎ風呂に入る子供達

 
マッサージにより強張りを緩和
   
 
 
針治療も取り入れている
 

皆に歌を歌ってくれました

 
歩行訓練をしています