平成16年度タイ・スタディツアーの記録

スタディツアー参加者3名と竹原茂先生

(前列) 竹原 茂 先生(麗澤大学外国語学部教授、財団法人麗澤海外開発協会理事)
(後列左から) 小林 良平さん、桑島 義智さん、小山 晋平さん

  親の離婚や死亡などで貧しく苦しい生活を強いられていた子供達を預かり、正しい教育をうけさせようと支援する施設である「メーコック財団」を訪れ、子供達 と一緒に約5日間の生活をいたしました。18日(金)には財団の近くにある「パースー小学校」を訪れ、ここでもたくさんの子供達と触れ合うことができまし た。素直で好奇心旺盛な彼らには、日本では味わえないやすらぎを得ることができたと思います。また、メーコック財団の責任者であるピパット先生には、財団 の歴史や目的、国際協力の大切さなどを丁寧に話していただき、とてもよい勉強になりました。
   
 
 
メーコック財団の入口
 

財団のオフィス

 
子供達の寮の様子
   
 
 
無邪気に寄ってきてくれる子供達
 
まだメーコック財団に来たばかりの女の子
 
元気にみんなで登校

       
 
 
掃除ももちろん自分達で
 
子供達が作ってくれた食事をスタッフの方々と
 
夜もみんなでお勉強

 

 

 
 
 
レモングラスを刈り取るお手伝い
 
レモングラスは虫除けとしても使える
 
漢方薬として使用するために苗木を植えた

 

 

 
 
 
パースー小学校で集合写真
 

お別れの前に日本のおもちゃとお菓子を贈呈

 
子供達にメッセージを送る竹原先生
   

  タイの中でも有名な、チェンマイ市内のナイトバザールを見学しました。街の一角に無数の屋台や土産物屋などが軒を連ね多くの人々が通りを行き交う、とても 賑やかな場所でした。山岳民族の人々が作った美しい手工芸品の数々が至る所で販売されていたのが、とても印象的でした。
   
 
 
活気にあふれるナイトバザール
山岳民族の手工芸品が数多く並ぶ
外国からの観光客も多い
   
     

 タイでは、国民の95%が仏教徒と言われておりますが、 その中でも特に多くの人々が集まるいくつかの有名な寺院を訪れることが出来ました。チェンマイでは、標高約1080mの高地に建てられ、ケーブルカーまで 設置されている「ドイ・ステープ寺院」に、またバンコクでは、タイ国内で最高の地位と格式を誇るとされている「エメラルド寺院」、長さが約50mにも渡る 横たわる仏陀が収められている「ワットポー」、チャオプラヤ川のほとりにそびえ立つ巨大な塔が印象的な「ワットアルン(暁の寺)」など、日本とは違った、 きらびやかで豪華な寺院の数々に圧倒されました。

   
 
 
大きな仏塔の前で
(ドイ・ステープ)
階段で登り下りすることもできる
(ドイ・ステープ)
 
どの建築物も金色がベース
(ドイ・ステープ)

   
 
 
敷地内には迎賓館などの建物も
(エメラルド寺院)
 
カメラに納まらないほど大きい仏陀
(ワットポー)
 
仏陀の足の裏には108の煩悩が
(ワットポー)

   
 
 
チャオプラヤ川の船上から
(ワットアルン)
 
塔は途中までは登れる
(ワットアルン)
 
         
   

  タイ北部には多くの山岳少数民族がおりますが、そのうちのモン族とアカ族の集落を訪れる機会がありました。どちらの村も手作りの家が立ち並び、人々は自給 自足を中心とした生活を送っています。最近はNGO団体などの援助により電気・水道などが整備され始めていますが、人々の生活を垣間見て、あらためて本当 の豊かさとは何かを考えさせられました。
   
 
 
モン族の村の入り口付近
 
モン族の伝統衣装に着替えて記念撮影
 
敷地内には展示用にケシなども植えてある (モン族の村)
   
 
 
アカ族の村の様子
 

屋根を作っているところ

 
家も全て手作り
   
   
象の乗り場も設置されている
 

 

 
   

  チェンマイからチェンライに向かう途中のランパーン県にある象保護センターにて、象達のショーを観覧しました。トレーニングを受け、息のあった動きを見せ る象達を見て楽しんだ後は、象の背中に乗って15分ほどの散歩も体験。今までほとんど触れ合う機会がなかった象が、より親しい動物になった気がしました。
   
 
 
象達のショーの様子
 

象の背中は想像以上に揺れが激しい

 
象のフンから紙を作っている
   
   

  タイ、ラオス、ミャンマーの国境が接する、「ゴールデントライアングル」と呼ばれる地帯を見学。ここは昔から麻薬などの密売が多発する地域として有名であ り、近くには麻薬の博物館があるほど。しかし、悠然と流れるメコン川と、その川を挟んで隣接する3つの国とが映し出す景色は、そういった内情をまったく見 せない、素晴らしいものでした。
   
 
 
メコン川の向こう側はもうラオス
舟でゴールデントライアングルまで向かう
左奥がミャンマー、右側に見える陸地がラオス、手前がタイ
   
   
民族衣装を着た子供達と
 

 

 
   

 

 

 

  我々にとってのメーコック財団での最後の夜に、広場でバーベキューパーティを行いました。子供達は民族衣装に着替えて、踊りをおどったり、歌をうたってく れたりしました。そのお返しとばかりに、桑島さんと小山さんがそれぞれ空手と柔道の型を披露。子供達も大いに喜んでくれました。また、この日はバンコクか らスポーツジャーナリストの方々が財団を訪れ、子供達へサッカーボールやバスケットボールなどのスポーツ用品の贈呈を行いました。
   
 
 
豪華でおいしい料理が並ぶ
 

スポーツ用品の贈呈式

 
可愛い踊りと歌を披露してくれた子供達
   
 
 
子供達に空手を教える桑島さん
 

すっかり人気者の桑島さん

 
ジャーナリストの方々も暖かく接してくれた
   

  この他にも、傘や宝石、織物の工場を訪れたり、民族料理を食べに出かけたりするなど、本当に充実した1週間でした。今回のスタディツアーは、ボランティア 活動をする機会はほとんどなかったものの、タイの現状を知り現地の文化や人々に触れることで、我々日本人はどれほど恵まれた環境で生きているのか、我々は 世界に対して今何をすべきか、といったことを肌で学びとれる、とてもよい機会になりました。このような経験をさせてくださった、関係者の皆様や現地で暖か く接してくれたスタッフや子供達に心から感謝するとともに、こういった方々のご恩に報いる為にも、今回のスタディツアーで学んだことを今後の人生に活かし ていきたいと思います。
   
 

お世話になった方々と

(右手前)ピパットさん・メーコック責任者
(左手前)ヒンさん・運転手
(左奥の女性)クンさん・メーコック職員