タイ活動支援

メーコックファーム(現・メーコック財団)は、1991年にタイ北部において観光による地域の発展のための活動をしてい
た現地タイ人のピパット・チャイスリン氏が、麗澤大学・竹原茂教授と聖学院高校・戸辺治朗教諭の協力のもとに共に立ち上げた「現地の問題解決と生活の質の向上を目指したNGO」です。スタディツアーを通し現地の問題への理解者と支援者を得る共に、訪問者に現地での体験の場を提供することで、相互理解に基づく協力関係を築いてきました。

当初は、主に麻薬治療を中心とした現地の問題解決を活動の要としていました。そして、総計約150名のうちの約70%の患者の麻薬中毒脱却に成功しました。山岳民族を主な対象として行ってきましたが、それだけでなく都市部の青少年を対象とした麻薬治療とリハビリテーション活動も行ってきました。また、職業訓練やセミナーを通して様々な問題解決に貢献してきました。

2000年からは、活動の重点を生活の質の向上に移して、教育支援活動をメインに様々な支援活動を展開しています。教育支援活動において、貧しくて教育を受ける機会に恵まれない総計88名の子供たちの教育支援(奨学金制度)を行ってきました。